キャノンフレックスRとR2000の露出計

 

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外付けセレン露出計を装着したキャノンフレックスRとR2000 R2000が発売されると露出計もシャッター速度2000の目盛りがつきました。



 キャノンフレックスRとR2000の外観上の違いはロゴとシャッターダイヤルぐらいなのですがシャッターダイヤルに連動する露出計を装着するとロゴが隠れてどちらかわかりません。R2000が発売されてからの露出計は1/2000秒まで目盛りがあります。同年発売されたRPのシャッター速度は1/1000秒までですが露出計は1/2000秒までの目盛りがありました。RPはフレックスのペンタプリズムを固定にした普及機です。トリガーによるフィルム巻き上げは踏襲していますが、セルフタイマーのレバーがフレックスの折りたたみリング式から普通のレバーに変わっています。

国産一眼レフカメラ集めのこだわりというかこだわってないこと

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銀座の老舗カメラ屋さんで見つけたズノー。メチャクチャきれいだったけどかえないですねえ。


基本的に慢性の金欠病なのでお金がありません

その1 レンズにはこだわらない

 今のデジカメでもすごいなあと思うレンズはボディーの数倍の値段ですね。高   いレンズは見ないふりをして、買えそうなカメラボディーを探します。

 まあ、標準レンズ、35mmか28mmの広角レンズ、あまり長くない望遠レンズ(135mm辺りが一番安いですね)この三本あればシステム完成とします。

その2 最初にあるように、国産、一眼レフと範囲を決める。

 国産、一眼レフこれだけでM型ライカは対象にならないので見ないふりをします。

 生産年代も範囲を決めています。私は1956年生まれなのでそれ以降のカメラを対象にしています。だから1955年のミランダTは対象になりません。(結構高いですよね)ズノーは当然持ってません。これは予算の問題ですね。昨年銀座の老舗カメラ屋さんで見ました。200万円+消費税=216万円でした。店員さんの話ではもって来た方は二台持っていたそうです。カメラ屋さんを巡っていると対象ではないカメラの魅力に負けて買ってしまうこともあます。集める範囲を狭めるため輸出専用や海外向けOEMのカメラも見ないふりをしています。でもそれほど知識がないので、珍しい、持ってないと思って買ったカメラが輸出専用機だったことはよくあります。

 

ニコマート兄弟

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右からFS,FT,FTN


中学生の当時、被写体は横浜・高島貨物線を走るD51でした。撮影地として選んだのは鶴見川鉄橋周辺でした。日曜日には大人も子供も結構な人数が集まって撮影してました。ニコマートFTで撮影している人は多かったです。FSはあまり見ませんでした。というか見たことがありませんでした。私もTTL測光をあえて外すなんて考えられないと思ってました。現在の暴落したニコマート兄弟の中古品を見てもFT、FTNはたくさんあってもFSはなかなか探すことができません。レア物ですがだからといってそれほど高い値がつくアイテムではないですよね。

国産一眼レフはやめられない。ペンタックスSP

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仏壇の金具のようなセルフタイマーレバーのニコマートFTN


私の所有する国産一眼レフ第1号

 平均測光・絞り込み測光・ねじマウントという弱点は理解しつつもこのまとまった近代的なデザインに惚れ、父の推すニコマートFTNではなくペンタックスSPを選びました。当時、報道関係はニコンF全盛で名門日本光学というイメージはあったのですが、ニコンFもそうですがセルフタイマーのレバーのデザインがおばあちゃんの大事にしている仏壇の金具のようで好きになれませんでした。

 おいそれとカメラを買い換えることなどできない時代でした。以後何年も平均測光・絞り込み測光・ねじマウントという宿命?を背負いつつ、友達の購入した新しいカメラにけちをつけつつ過ごしました。